Jackeryのポータブル電源、240Newと300Plusって容量や定格出力も同じくらいなので、どちらを買えば良いか迷いますよね。
そこでこの記事では、Jackeryのポータブル電源240Newと300Plusの違いを比較表にまとめ、レーダーチャートやランキングにしていますので、参考にしてみてください。
Jackeryポータブル電源240Newと300Plusの比較表
名称 | Jackery ポータブル電源240 New | Jackery ポータブル電源 300 Plus |
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価格 | ¥32,800 (公式サイト) | ¥39,800 (公式サイト) |
容量 | 256Wh | 288Wh |
定格出力 | 300W | 300W |
充電時間 | ACコンセント(急速モード):約1時間 ACコンセント:約1.9時間 シガーソケット:約5時間 ソーラーパネル100w(別売):約3.3時間 | ACコンセント:約2時間 シガーソケット:約5.5時間 ソーラーパネル100W:約4.6時間 |
出力 ポート数 | AC×1 シガーソケット×1 USB-A×1 USB-C×2 合計:5口 | AC×1 シガーソケット×1 USB-A×1 USB-C×2 計:5口 |
AC出力周波数 | 50Hz/60Hz | 50Hz/60Hz |
出力波形 | 純正弦波 | 純正弦波 |
バッテリー | 種類:リン酸鉄リチウム 寿命:約4,000サイクル(残量70%) | 種類:リン酸鉄系 寿命:約3,000サイクル(残80%) |
バッテリー制御 | BMS搭載 | BMS搭載 |
重量 | 約3.6kg | 約3.75kg |
サイズ | 約23.1 x 15.3 x 16.8 cm ≒5,938㎤ | 約23×15.5×16.7㎝ ≒5,954㎤ |
動作温度 | -10℃~45 ℃ | -10~45 °C |
保証 | 5年間(公式サイトでの購入で3年間、自動延長プランで+2年間) | 5年(公式サイトでの購入で3年間、自動延長プランで+2年間) |
その他 | ・送料無料(公式サイト) ・LEDライト搭載 ・UPS搭載 ・アプリ操作可 ・パススルー充電可 ・UN38.3認証 | ・送料無料(公式サイト) ・LEDライト搭載 ・EPS機能搭載 ・アプリ操作可 ・パススルー充電可 ・UN38.3認証 |
BMS(バッテリーマネージメントシステム)とは?
過充電や過放電の防止・温度管理・電池残量の管理・過電流を防ぐ・セル電圧の均等化といった安全制御システムのこと。
EPS(Emergency Power Supply)とは?
非常電源システム。停電した時に、30ミリ秒以下で電源をコンセントからポータブル電源に切り替えてくれる機能。
UPS(UninterruptiblePowerSupply)とは?
無停電装置。電気機器を予期せぬシャットダウンから防ぐことができ、機器の損傷やデータの消失といった事態を回避することを可能にする。(出典:https://powerbanks.work/about-ups/)
UPS、EPSの違い
UPSの方が切り替えが速い(EPSは30ミリ秒以内に切り替わり、UPSは5~10ミリ秒程度で切り替わる)。UPSは短期的な電力喪失に対処し、コンピューターシステムなどの機器を保護するのに適している。EPSは建物や施設の非常用電力供給を担当し、長期間のバックアップが必要な非常時に使用される。
パススルー充電とは?
ポータブル電源本体を充電しながら、本体からその他の電化製品に給電できる機能のこと。
レーダーチャート
上記は、比較表を元にして作成した、
- Jackery ポータブル電源 240New
- Jackery ポータブル電源 300Plus
それぞれのレーダーチャートです。
※レーダーチャート、総合ランキングは、各項目の1位を2点、2位を1点として採点しています。
総合ランキング
1位:Jackery ポータブル電源240New(25点)
1位は、Jackeryポータブル電源240Newという結果になりました!
容量だけ少し劣りますが、他は300Plusと同等か、それ以上でした。
なので、「容量がちょっと少ないだけなら、全体的に優れている方が良い」という場合は240Plusを選ぶと良いでしょう。
Jackery ポータブル電源240Newは以下のボタンから、各サイトで購入できます。(公式サイトからの購入がおすすめです)
2位:Jackeryポータブル電源300Plus(22点)
2位はJackery ポータブル電源300Plus。
240Newと比較して、「価格が高い」「充電時間が遅い」「重量、サイズがほんの少しだけ大きい」ところが劣っています。
ただ、容量は240Newより多いので「少しでも容量が多い方が良い」という場合にオススメです。
Jackery ポータブル電源300Plusは以下のボタンから、各サイトで購入できます。(公式サイトからの購入がおすすめです)
各項目の見方
比較表の項目ごとに、どの製品が優れているのかをランキングにしています。
各項目の意味を更に詳しく知りたい場合は、ポータブル電源の選び方!仕様(スペック)の見方がわかれば失敗しない!という記事をどうぞ。
価格
価格は安い方がいいですが、自分が望む性能を満たしているかも確認しておきましょう。
安さだけで選んでしまうと、実際に購入した後に「使いたい家電が使えなかった」なんてことになってしまう恐れがあります。
自分が使いたい家電に対して、どのくらいのポータブル電源を選べば良いのかわからない場合は、「【家電別】オススメなポータブル電源の容量と定格出力!」という記事を参考にしてみて下さい。
さらに、ここで紹介しているポータブル電源の各メーカーは、よくセールをやっているので、値段で迷っている場合は1度公式サイトを覗いて見ましょう。
ここで紹介している値段より安く購入できる場合があります。
容量
容量は多い方が、家電を長い時間使用できたり、たくさん充電することができます。
定格出力(W)
定格出力は、安定して出力できる電力のこと。
「どのくらいの消費電力の製品を使用できるか」という指標になります。
例えば、定格出力が100Wのポータブル電源なら、理論上、使用できる製品は消費電力が100Wまでとなります。
充電時間
充電時間は、短い方が早く充電できます。
出力ポート
出力ポートはたくさんあった方が、多くの機器を使用できます。
また、出力ポートの数だけでなく、種類の多いものを選ぶと色んな機器に対応できます。
AC出力周波数
日本の電源周波数は、東側は50Hz、西側は60Hzとなっています。
なので、その地域で買った電化製品は、この周波数にしか対応していない場合があります。
(詳しく知りたい方は、 SHARPのHP を見るとわかりやすいです。)
ポータブル電源を選ぶときも、出力周波数が自分の持っている電化製品に合っているか確認しておかないと、「せっかく買ったのに、自分の持っている製品が使用できなかった」ということになるので気をつけましょう。
面倒くさい人は 50/60Hzどちらにも対応しているものを選ぶといいです。
出力波形
多くの家電製品は純正弦波(=正弦波)を前提に設計されているため、ポータブル電源の出力波形も純正弦波のものを選ぶことをおすすめします。
矩形波や修正正弦波のものを使用すると、製品が故障する可能性があるので注意しましょう。
バッテリー
今回紹介しているポータブル電源のバッテリーの種類は、どちらもリン酸鉄系です。
ちなみに、半固体リン酸鉄>リン酸鉄系>3元系の順に、安全で寿命が長いと言われています。
(リン酸鉄系も三元系もメリット・デメリットがあります。詳しくは【ポータブル電源】容量1,000Wh前後のおすすめは?比較表とランキングでチェック!という記事で解説しています。)
この記事ではサイクル数の多い順にランキングにしています。
※サイクル数:0%から100%までの充電で1サイクル。通常、サイクル数が多いほどバッテリーの寿命は長いと考えてよい。
バッテリー制御
バッテリー制御(BMS:バッテリーマネージメントシステム)とは過充電や過放電の防止・温度管理・電池残量の管理・過電流を防ぐ・セル電圧の均等化といった安全制御システムのことです。
最近はポータブル電源からの発火で火災になったという事例もみられているので、安全のためにもBMS機能が搭載されているポータブル電源を選びましょう。
今回紹介したポータブル電源は、どちらもBMSを搭載しています。
重量
重量は軽い方が、持ち運びが楽です。
サイズ
サイズは小さい方が、場所をとらないし、持ち運びもしやすいです。
この記事では、高さ・幅・奥行をかけた体積の小さい順にランキングしています。
動作温度
動作温度は、ポータブル電源を正常に稼働できる温度のことです。
なので、ポータブル電源を寒い環境下で使いたい場合は動作温度が低いほど良く、暑い環境下で使いたい場合は動作温度が高い方が良いです。
保証期間
保証期間は長い方が良いです。
ポータブル電源に不具合が生じたときに、保証がなくて修理代が高くつくのは嫌ですからね。
多くのポータブル電源は、公式ストアから買うことで保証期間を長くできる傾向にあります。