【ポータブル電源】容量3,000Wh程度のおすすめは?比較表とランキングでチェック!

ポータブル電源

容量3,000Wh程度のポータブル電源を購入しようと思っているあなた。

容量3,000Whのポータブル電源なら定格出力も3,000W程度はあるので、電子レンジやオーブントースター、さらには、炊飯器、ホットプレート、電気ポット、ドライヤーなど、ほとんどの家電が使えますよね。

災害時にも役に立つし、キャンプや車中泊でも使える。

そんな容量3,000Wh前後のポータブル電源ですが、せっかく買うなら1番コスパが良いものを選びたいでしょう?

そこで、この記事では容量3,000Wh程度のポータブル電源の比較表、そして、どのポータブル電源がコスパが良いのかをランキングにしています。

3,000Wh以上となると、さすがに種類も多くありませんが、その中でも有名なメーカーのポータブル電源を3つ厳選していますので、ぜひ参考にしてみて下さい。

比較表

アウトドアに最適コスパ最強予備電源に最適
名称Jackery
ポータブル電源3000 Pro
ALLPOWERS
大型ポータブル電源R3500
BLUETTI
AC300+B300
画像
公式サイト↗


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価格¥419,000¥380,000¥399,800
容量3,024Wh3,168Wh3,072Wh
定格出力3,000W3,200W3,000W
AC出力周波数50/60Hz50Hz/60Hz50/60Hz
出力波形純正弦波純正弦波純正弦波
出力ポート数ACコンセント:5口
DC:2口
シガーソケット:1
USB-A(QC):2口
USB-C:2口

計:10口
ACコンセント:4口
シガーソケット:1口
DC:2口
アンダーソンコネクタ:1口
RV:1口
USB-A(QC3.0):4口
USB-C(PD100W):2口

計:15口
AC300
ACコンセント20A:6口
ACコンセント30A:1口
シガーソケット:1口
RV:1口
USB-A:2口
USB-A(QC):2口
USB-C(PD100W):1口
ワイヤレス:2口
B300
シガーソケット:1口
USB-A:1口
USB-C(100W):1口

計:19口
動作温度-20~40℃-20~45℃-20~40℃
サイズ約47.3×35.9×37.3㎝
≒63,613㎤
約53×36×34.5㎝
=65,694㎤
AC300:約52×32×35.8㎝
≒61,953㎤
B300:約52×32×26.6㎝
≒44,122㎤
AC300+B300≒約103,219㎤
重量約29Kg約42kg約57kg
バッテリー寿命:約2,000サイクル
種類:三元系
寿命:約3,500サイクル
種類:リン酸鉄系
寿命:約3,500サイクル
種類:リン酸鉄系
充電時間コンセント:2.8時間
シガーソケット:約35時間
ソーラー200W:約19時間
コンセント:約2.5時間
シガーソケット12V10A :約21時間※²
ソーラー200W:約12時間※¹
コンセント:約2.2~2.7時間
シガーソケット12V :約31時間
ソーラー:約1.8~2.3時間
保証期間最大5年
(3年+自動延長2年)
最大5年(2年+製品登録で3年) 4年
その他・EPS機能搭載
・BMS搭載
・アプリ対応
・静音充電モード搭載
UN38.3認証
・UPS機能搭載
・6,336Whまで容量拡張可能
・パススルー機能搭載
・アプリ対応
・UPS機能搭載
・BMS搭載
・12,288Whまで拡張可能
・EVステーションでの充電可
・アプリ対応
・パススルー充電可
・PSE, FCC等の安全認証
出典:各メーカー公式サイト及び問い合わせ

※¹:問い合わせたところ「”容量÷入力電力×0.8”の計算式で計算してください」とのことだったので、上記の計算式で計算した数値。

※²:シガーソケットも※¹の計算式で計算した数値。

パススルー充電とは?

ポータブル電源本体を充電しながら、本体からその他の電化製品に給電できる機能のこと

BMS(バッテリーマネージメントシステム)とは?

過充電や過放電の防止・温度管理・電池残量の管理・過電流を防ぐ・セル電圧の均等化といった安全制御システムのこと。

UPS(UninterruptiblePowerSupply)とは?

無停電装置。電気機器を予期せぬシャットダウンから防ぐことができ、機器の損傷やデータの消失といった事態を回避することを可能にする。(出典:https://powerbanks.work/about-ups/)

EPS(Emergency Power Supply)とは?

非常電源システム。停電した時に、30ミリ秒以下で電源をコンセントからポータブル電源に切り替えてくれる機能。

UPS、EPSの違い

簡単に言えば、UPSは短期的な電力喪失に対処し、コンピューターシステムなどの機器を保護するのに適している。EPSは建物や施設の非常用電力供給を担当し、長期間のバックアップが必要な非常時に使用される。

PD(パワーデリバリー) とは?

通常の充電器よりも早く、最大100Wまでの受給電が可能となる規格。

レーダーチャート

上記は、比較表を元にして作成した、

  • Jackery 3000Pro
  • ALLPOWERS R3500
  • BLUETTI AC300+B300

それぞれのレーダーチャートです。

※レーダーチャート、総合ランキングは、各項目の1位を3点、2位を2点、3位を1点として採点しています。

総合ランキング

1位:ALLPOWERS R3500(32点)

1位はALLPOWERSのR3500

容量が1番多く、定格出力も1番高い!

要は、より消費電力の高い家電を、より長く使用できるということです。

さらに、動作温度の範囲が1番広くてバッテリー寿命も1番長いので、気温の変化に強く、長年にわたって使用できます。

これだけパフォーマンスが良いのに、価格が1番安いというのは驚きです。

最強のコスパですよね。

保証が最大5年あるというのも安心です。

これだけ素晴らしいR3500ですが、一応、欠点も見てから購入を決断した方が良いと思うので、以下に紹介します。

R3500は最下位の項目が1つもなかったのですが、強いて欠点を言えば、重量がJackery3000Proより約13Kgも重たいというところです。(BLUETTIのAC300+B300よりは、約15Kgも軽い)

ただ、それを踏まえた上でもパフォーマンスの凄さと価格の安さをみれば、容量3,000Wh程度のポータブル電源の中では、圧倒的にALLPOWERSのR3500がおすすめです。

以下のボタンから各サイトで購入できます。(公式サイトからの購入がおすすめ)

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ALLPOWERS
¥380,000 (2024/04/26 22:21:44時点 Amazon調べ-詳細)

2位:BLUETTI AC300+B300(26点)

2位はBLUETTIのAC300+B300

1位のR3500より優れている点は、出力ポート数が多いところと、充電時間が少しだけ速いところです。

さらに、比較の項目には入れていませんが、B300を買い足せば最大12,288Whまで容量を拡張できますし、UPS(無停電装置)機能があるので、急な停電の際もパソコンなどのデータを守ることができます。

大きくて重いので持ち運んで使うにはちょっと不便かもしれませんが、家庭や仕事場での予備バッテリーとしておすすめです。

以下のボタンから各サイトで購入できます。(公式サイトからの購入がおすすめ)

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BLUETTI
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3位: Jackeryポータブル電源3000Pro(24点)

3位はJackeryの3000Pro。

3000Proの魅力は、他と比べ小さくて軽いという点です。

さらに、ハンドルとキャスターがついているので、大容量なのに持ち運びがしやすい!

キャンプや車中泊など、外で使用するという目的においては、今回紹介したポータブル電源の中で1番おすすめできます。

これ1台あればアウトドアでも、ほとんどの家電が使えますからね。

ただ、価格がちょっと高い。

ジャクリは世界的に有名ですので、ブランド価値(信用)があるのでしょう。

もし価格が気になる場合は、公式サイトをこまめにチェックしてみて下さい。

セール時には15万円近く安くなることもありますよ。

以下のボタンから各サイトで購入できます。(公式サイトからの購入がおすすめ)

各項目の見方とランキング

比較表の項目ごとに、どの製品が優れているのかをランキングにしています。

各項目の意味を更に詳しく知りたい場合は、ポータブル電源の選び方!仕様(スペック)の見方がわかれば失敗しない!という記事をどうぞ。

価格

価格は安い方がいいですが、自分が望む性能を満たしているかも確認しておきましょう。

安さだけで選んでしまうと、実際に購入した後に「使いたい家電が使えなかった」なんてことになってしまう恐れがあります。

自分が使いたい家電に対して、どのくらいのポータブル電源を選べば良いのかわからない場合は、「【家電別】オススメなポータブル電源の容量と定格出力!」という記事を参考にしてみて下さい。

さらに、ここで紹介しているポータブル電源の各メーカーは、よくセールをやっているので、値段で迷っている場合は1度公式サイトを覗いて見ましょう。

ここで紹介している値段より安く購入できる場合があります。

安さランキング

  • 1位:ALLPOWERS R3500(公式サイト¥380,000)
  • 2位:BLUETTI AC300+B300(公式サイト¥399,800)
  • 3位:Jackeryポータブル電源3000Pro(公式サイト¥419,000)

容量

容量は多い方が、家電を長い時間使用できたり、たくさん充電することができます。

容量ランキング

  • 1位:ALLPOWERS R3500(3,168Wh)
  • 2位:BLUETTI AC300+B300(3,072Wh)
  • 3位:Jackeryポータブル電源3000Pro(3,024Wh)

定格出力(W)

定格出力は、安定して出力できる電力のこと。

「どのくらいの消費電力の製品を使用できるか」という指標になります。

例えば、

定格出力が100wのポータブル電源なら、使用できる製品は消費電力が100wまでとなります。

※使いたい製品の消費電力を知りたい方はオンリースタイルという車中泊のサイトに、おおよその消費電力が載っています。

定格出力 ランキング

  • 1位:ALLPOWERS R3500(3,200W)
  • 2位:Jackeryポータブル電源3000Pro(3,000W)
  • 2位:BLUETTI AC300+B300(3,000W)

AC出力周波数

SHARP HPより

日本の電源周波数は、東側は50Hz、西側は60Hzとなっています。

なので、その地域で買った電化製品は、この周波数にしか対応していない場合があります。

(詳しく知りたい方は、 SHARPのHP を見るとわかりやすいです。)

ポータブル電源を選ぶときも、出力周波数が自分の持っている電化製品に合っているか確認しておかないと、「せっかく買ったのに、自分の持っている製品が使用できなかった」ということになるので気をつけましょう。

面倒くさい人は 50/60Hzどちらも対応しているものを選ぶといいです。

この記事で紹介しているポータブル電源では、全てどちらにも対応しています。

AC出力周波数 ランキング

  • 1位:Jackeryポータブル電源3000Pro(50Hz/60Hz)
  • 1位:ALLPOWERS R3500(50Hz/60Hz)
  • 1位:BLUETTI AC300+B300(50Hz/60Hz)

出力波形

多くの家電製品は純正弦波(=正弦波)を前提に設計されているため、ポータブル電源の出力波形も純正弦波のものを選ぶことをおすすめします。

矩形波や修正正弦波のものを使用すると、製品が故障する可能性があるので注意しましょう。

この記事で紹介しているポータブル電源は、どれも純正弦波です。

出力波形 ランキング

  • 1位:Jackeryポータブル電源3000Pro(純正弦波)
  • 1位:ALLPOWERS R3500(純正弦波)
  • 1位:BLUETTI AC300+B300(純正弦波)

出力ポート

出力ポートはたくさんあった方が、多くの機器を使用できます。

また、出力ポートの数だけでなく、種類の多いものを選ぶと色んな機器に対応できます。

この記事では、出力ポート数の多い順にランキングにしています。

出力ポートランキング

  • 1位:BLUETTI AC300+B300(数:19、種類:8)
  • 2位:ALLPOWERS R3500(数:15、種類:7)
  • 3位:Jackeryポータブル電源3000Pro(数:10、種類:5)

動作温度

動作温度は、ポータブル電源を正常に稼働できる温度のことです。

なので、ポータブル電源を寒い環境下で使いたい場合は動作温度が低いほど良く、暑い環境下で使いたい場合は動作温度が高い方が良いです。

この記事では、動作温度の範囲が広い順にランキングにしています。

動作温度ランキング

  • 1位:ALLPOWERS R3500(-20~45℃)
  • 2位:Jackeryポータブル電源3000Pro(-20~40℃)
  • 2位:BLUETTI AC300+B300(-20~40℃)

サイズ

サイズは小さい方が、場所をとらないし、持ち運びもしやすいです。

このサイトでは、高さ・幅・奥行をかけた体積の小さい順にランキングしています。

サイズ ランキング

  • 1位:Jackeryポータブル電源3000Pro(約63,613㎤)
  • 2位:ALLPOWERS R3500(約65,694㎤)
  • 3位:BLUETTI AC300+B300(約103,219㎤)

重量

重量は軽い方が、持ち運びが楽です。

重量(軽さ)ランキング

  • 1位:Jackeryポータブル電源3000Pro(約29Kg)
  • 2位:ALLPOWERS R3500(約42kg)
  • 3位:BLUETTI AC300+B300(約57kg)

バッテリー

今回紹介しているポータブル電源のバッテリーの種類は、リン酸鉄系と三元系の2種類ですが、リン酸鉄系の方が安全で寿命も長いと言われています。

(リン酸鉄系も三元系もメリット・デメリットがあります。詳しくは【ポータブル電源】容量1,000Wh前後のおすすめは?比較表とランキングでチェック!という記事で解説しています。)

この記事ではサイクル数の多い順にランキングにしています。

※サイクル数:0%から100%までの充電で1サイクル。通常、サイクル数が多いほどバッテリーの寿命は長いと考えてよい。

バッテリー ランキング

  • 1位:ALLPOWERS R3500(約3,500サイクル、リン酸鉄系)
  • 2位:BLUETTI AC300+B300(約3,500サイクル、リン酸鉄系)
  • 3位:Jackeryポータブル電源3000Pro(約2,000サイクル、三元系)

充電時間

充電時間は、短い方が早く充電できます。

このランキングでは、コンセント(ACアダプタ)での充電時間を優先しています。

充電時間ランキング

  • 1位:BLUETTI AC300+B300(約2.2~2.7時間)
  • 2位:ALLPOWERS R3500(約2.5時間)
  • 3位:Jackeryポータブル電源3000Pro(2.8時間)

保証期間

容量3,000Wh前後のポータブル電源は安くても30万円以上するものがほとんどなので、保証期間は長い方が良いです。

ポータブル電源に不具合が生じたときに、保証がなくて使えなくなるのは嫌ですからね。

多くのポータブル電源は、公式ストアから買うことで保証期間を長くできる傾向にあります。

保証期間 ランキング

  • 1位:Jackeryポータブル電源3000Pro(最大5年)
  • 1位:ALLPOWERS R3500(最大5年)
  • 3位:BLUETTI AC300+B300(4年)

容量3,600Whのポータブル電源

容量3,600Whのポータブル電源も以下の記事で比較していますので、気になる場合はどうぞ。

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