ホットプレートが使えるポータブル電源で1番おすすめなのはどれ?

ポータブル電源

アウトドアでホットプレートが使えれば、火起こしをしなくていいし、片付けも楽。

それに、温度を調節できるから料理も失敗しにくいし、火災の心配だって減りますよね。

そんなホットプレートですが、電源がないとアウトドアでは使用できません。

そこで活躍するのがポータブル電源です。

ただ、どんなポータブル電源でもホットプレートを稼働させられるわけではありません。

ポータブル電源選びを間違えると、「せっかく買ったのにホットプレートが使えなかった」といったことになってしまいます。

そこでこの記事では、ホットプレートを使うために必要なポータブル電源のスペックを解説し、さらに、いくつかのポータブル電源を比較した中で「ホットプレートを使うのに1番おすすめなポータブル電源」はどれなのかを紹介します。

ホットプレートを使用するのにオススメなポータブル電源

いきなりですが、記事を最後まで読むのが面倒くさい方のために、「ホットプレートを使用するならこれが1番おすすめ」というポータブル電源を先に紹介しておきます。

まずホットプレートを30分使う程度なら、EcoFlowの「DELTA2」!

理由は、ホットプレートを30分使用するのに必要なポータブル電源のスペックを満たしており、さらに同等の容量のポータブル電源5つを比較した中で、1番コスパが良かったからです。

なぜ1番コスパが良かったのかは、【ポータブル電源】定格出力1500W前後のオススメは?比較表とランキングでチェック。という記事で解説しています。

EcoFlowエコフローの「DELTAデルタ2」は、以下のボタンから各サイトで購入できます。(公式サイトからの購入がおすすめ)

created by Rinker
ECOFLOW
¥143,000 (2024/05/01 21:58:42時点 Amazon調べ-詳細)

次にホットプレートを1時間程度使うならEnernovaエネルノバの「ETA Ultraイータ ウルトラ」!

理由は、ホットプレートを1時間使用するのに必要なポータブル電源のスペックを満たしており、さらに同等の容量のポータブル電源5つを比較した中で、1番コスパが良かったからです。

なぜ1番コスパが良かったのかは、【ポータブル電源】容量2000Wh/定格出力2000W前後のオススメは?比較表とランキングでチェック。という記事で解説しています。

Enernovaエネルノバの「ETA Ultraイータ ウルトラ」は、以下のボタンから各サイトで購入できます。(公式サイトからの購入がおすすめ)

ホットプレートを使用するのに必要なポータブル電源のスペック

ホットプレートを使用するのに必要なポータブル電源のスペック
  • 【定格出力】1,300W前後(ホットプレートの消費電力以上のものを選ぶ)
  • 【容量】30分:約1,083Wh以上、1時間:2,167Wh以上
  • 【AC出力周波数】50Hz/60Hz
  • 【出力波形】純正弦波
  • 【出力ポート】AC出力ポートがある
  • 【動作温度】どのくらいの気温で使うかで決める

ポータブル電源でホットプレートを使用するには上記のようなスペックがあると良いです。

それでは、なぜ上記のようなスペックが必要なのかを解説していきます。

定格出力

ホットプレートを使用するにあたって、まず最初に確認しなければならないのは定格出力です。

なぜなら、定格出力がホットプレートの消費電力より低いと、ホットプレートを使用できないから。

逆に言えば、「定格出力がホットプレートの消費電力よりも高いポータブル電源を選べばいい」というわけです。

では、ホットプレートの消費電力はどのくらいなのか?

製品によって差はありますが、だいたい1,300W前後のものが多いです。

なので、ホットプレートを使用するのに必要なポータブル電源の定格出力は、1,300W程度あれば良いでしょう。

※ホットプレートは温度調節が可能なので、稼働させる温度によって消費電力も変わってきますが、この記事では1,300Wの消費電力で使用するという前提で話を進めていきます。

容量

定格出力の次に大事なのは、容量です。

容量は、「ホットプレートをどのくらいの時間使用できるか」に関わります。

例えば容量が100Whのポータブル電源だと、理論上、消費電力100Wの家電を1時間使用できます。

ただ、放電深度と変換効率をかけると、実際に使用できる時間は0.6~0.7時間程度といわれています。

この記事では放電深度と変換効率を低く見積もって「容量(Wh) = 使用時間(h) × 消費電力(W) ÷ 0.6」という計算式で計算しました。

↓の表は、上記の計算式に当てはめた「ホットプレートの使用時間と必要なポータブル電源の容量」です。(※10分は約0.17時間として計算しています。)

ホットプレートの使用時間10分30分1時間
ポータブル電源の容量約368Wh約1,083Wh約2,167Wh

ホットプレートを10分使うだけなら容量は368Whでいけますが、容量368Wh程度のポータブル電源は定格出力が1,300Wもないのが現状です。

逆に定格出力が1,500W程度のポータブル電源を買えば、ほとんどのメーカーで容量は1,000Whを超えているので、まずは定格出力からポータブル電源を選ぶと良いです。

AC出力周波数

SHARP HPより

日本の電源周波数は、東側は50Hz、西側は60Hzとなっています。

なので、その地域で買った電化製品は、この周波数にしか対応していないものもあります。

(詳しく知りたい方は、 SHARPのHP を見るとわかりやすいです。)

なので、使いたいホットプレートは50Hz、60Hzどちらなのかを調べておきましょう。

調べるのが面倒くさい場合は、50Hz/60Hzどちらにも対応しているポータブル電源を選べばいいです。

どちらにも対応していれば、他の家電を使うときもAC出力周波数を気にしなくて済みます。

出力波形

多くの家電製品は正弦波を前提に設計されているため、ポータブル電源の出力波形も正弦波(正弦波)のものを選ぶことをおすすめします。

矩形波や修正正弦波のポータブル電源を使用すると、製品が故障する可能性があるので注意しましょう。

出力ポート

一般的なホットプレートはACコンセントに繋ぐAタイプというプラグがついているので、ポータブル電源もACの出力ポート(見た目が家庭用コンセントと同じ形状の出力ポート)がついているものを選びましょう

基本的に、どのポータブル電源もACの出力ポートはついていますが、一応確認しておいた方が良いです。

動作温度

ポータブル電源には動作温度というものがあります。

これは、ポータブル電源を使用できる温度のことです。

例えば、動作温度が「-20~40 °C」の場合、-20℃以下、40℃以上の環境ではポータブル電源が正常に動作しない可能性があります。

ただ、気温が-20℃のときに外でポータブル電源を使うことは普通あんまりないでしょうから、「どのくらいの気温でポータブル電源を使うか」を考えて選びましょう。

ホットプレートが使用できるポータブル電源

ホットプレートが使用できるポータブル電源の中で、本サイトが1番おすすめできるはEcoFlowの「DELTA2」で、以下のボタンから各サイトで購入できます。(公式サイトからの購入がおすすめ)

created by Rinker
ECOFLOW
¥143,000 (2024/05/01 21:58:42時点 Amazon調べ-詳細)

理由は、ホットプレートが使えるポータブル電源を比較したなかで、最もコスパが良いからです。

詳しくは以下の記事をご覧ください。

ただ、これはホットプレートを30分使用するという前提でオススメなポータブル電源です。

もし1時間程度使用するという前提であれば、EnernovaエネルノバETA Ultraイータ ウルトラというポータブル電源がおすすめです。

理由は、容量が2,160Whあるので1,300Wのホットプレートを1時間弱使用できて、同等の容量のポータブル電源を比較した中で1番コスパが良かったからです。

詳しくは以下の記事をご覧ください。

タイトルとURLをコピーしました