「キャンプや車中泊でホットカーペットを使いたい!」
「そのために、ポータブル電源が欲しいけど、どのくらいのポータブル電源を買えばいいのかわからない」
そんな悩みを解決するために、この記事では「ホットカーペットを使用するにはどのくらいのポータブル電源を選べば良いのか」を解説し、さらに「ホットカーペットが使えるポータブル電源の中で、1番おすすめなポータブル電源」を紹介していきます。
ホットカーペットを使用するのにオススメなポータブル電源
記事を最後まで読むのが面倒くさい人のために、先にオススメなポータブル電源を紹介しておきます。
なぜオススメなのか知りたい方は、記事を読み進めて下さい
| 1畳用 | |
| 1時間 | EcoFlow RIVER 3 Plus![]() ![]() |
| 2時間 | Jackery 600Plus![]() ![]() |
| 3時間 | EcoFlow DELTA3![]() ![]() |
| 4時間 | BLUETTI AORA 100![]() |
| 8時間 | YOSHINO B3300 SST![]() ![]() |
| 2畳用 | |
| 1時間 | EcoFlow DELTA3![]() ![]() |
| 2時間 | Dabbsson DBS 2100Pro![]() ![]() |
| 3時間 | Jackery 3000 New![]() ![]() |
| 4時間 | Dabbsson DBS3500![]() ![]() |
| 3畳用 | |
| 1時間 | PECRON E1500LFP![]() ![]() |
| 2時間 | YOSHINO B3300 SST![]() ![]() |
| 3時間 | EcoFlow DELTA Pro 3![]() ![]() |
ホットカーペットを使用するのに必要なポータブル電源のスペック
- 【定格出力】1畳用:170W、2畳用:510W、3畳用:730W
- 【容量】何畳用を何時間使用するかで異なる(詳細は以下、容量の項に記載)
- 【AC出力周波数】50Hz/60Hz
- 【出力波形】純正弦波
- 【出力ポート】AC出力ポートがある
- 【動作温度】どのくらいの気温で使うかで決める
ポータブル電源でホットカーペットを使用するには上記のようなスペックがあると良いです。
それでは、なぜ上記のようなスペックが必要なのかを解説していきます。
定格出力
ホットカーペットを使用するにあたって、まず最初に確認しなければならないのは定格出力です。
なぜなら、定格出力がホットカーペットの消費電力より低いと、ホットカーペットを使用できないからです。
要は、「定格出力がホットカーペットの消費電力よりも高いポータブル電源を選べばいい」というわけです。
では、ホットカーペットの消費電力はどのくらいなのか?
製品によって多少差はありますが、だいたい以下の通りです↓
| 1畳用 | 170W |
| 2畳用 | 510W |
| 3畳用 | 730W |
容量
定格出力の次に大事なのは、容量です。
容量は、「ホットカーペットをどのくらいの時間使用できるか」に関わります。
例えば容量が100Whのポータブル電源だと、理論上、消費電力100Wの家電を1時間使用できます。
ただ、放電深度と変換効率をかけると、実際に使用できる時間は0.6~0.7時間程度といわれています。
この記事では放電深度と変換効率を低く見積もって0.6とし、「容量(Wh) = 使用時間(h) × 消費電力(W) ÷ 0.6」という計算式でホットカーペットがどのくらいの時間使用できるのかを計算していきます。
↓の表は、上記の計算式に当てはめた「ホットカーペットの使用時間と必要なポータブル電源の容量」です。
1畳用(170W)
| ホットカーペットの使用時間 | 1時間 | 2時間 | 3時間 | 4時間 | 8時間 |
| ポータブル電源の容量 | 約283Wh | 約567Wh | 約850Wh | 約1,133Wh | 約2,267Wh |
2畳用(510W)
| ホットカーペットの使用時間 | 1時間 | 2時間 | 3時間 | 4時間 |
| ポータブル電源の容量 | 約850Wh | 約1,700Wh | 約2,550Wh | 約3,400Wh |
3畳用(730W)
| ホットカーペットの使用時間 | 1時間 | 2時間 | 3時間 |
| ポータブル電源の容量 | 約1,216Wh | 約2,433Wh | 約3,650Wh |
AC出力周波数

日本の電源周波数は、東側は50Hz、西側は60Hzとなっています。
なので、その地域で買った電化製品は、この周波数にしか対応していないものもあります。
(詳しく知りたい方は、 SHARPのHP を見るとわかりやすいです。)
なので、使いたいホットカーペットは50Hz、60Hzどちらなのかを調べておきましょう。
調べるのが面倒くさい場合は、50Hz/60Hzどちらにも対応しているポータブル電源を選べばいいです。
どちらにも対応していれば、他の家電を使うときもAC出力周波数を気にしなくて済みます。
出力波形
多くの家電製品は正弦波(純正弦波)を前提に設計されているため、ポータブル電源の出力波形も正弦波(純正弦波)のものを選ぶことをおすすめします。
矩形波や修正正弦波のポータブル電源を使用すると、家電製品が故障する可能性があるので注意しましょう。
出力ポート
一般的なホットカーペットはACコンセントに繋ぐAタイプというプラグがついているので、ポータブル電源もACの出力ポート(見た目が家庭用コンセントと同じ形状の出力ポート)がついているものを選びましょう。
基本的に、どのポータブル電源もACの出力ポートはついていますが、一応確認しておいた方が良いです。
動作温度
ポータブル電源には動作温度というものがあります。
これは、ポータブル電源を使用できる温度のことです。
例えば、動作温度が「-20~40 °C」の場合、-20℃以下、40℃以上の環境ではポータブル電源が正常に動作しない可能性があります。
ホットカーペットを使用するときは、気温が低いでしょうから、できれば低い気温でも正常に動作するものが良いですね。
ホットカーペットにおすすめのポータブル電源
ホットカーペット1畳用を1時間使う

ホットカーペット1畳用を1時間使う場合、定格出力は170W程度、容量は約283Wh必要です。
これを満たしたポータブル電源の中で1番おすすめなのは、EcoFlowのRIVER 3 Plusです。
理由は、本サイトの「【ポータブル電源】容量200~300Whのおすすめは?比較表とランキングでチェック!」という記事で、有名メーカーのポータブル電源5つを比較した中で1番コスパが良かったからです。
容量200~300Whのポータブル電源は定格出力が300W程度のものが多いのに対し、RIVER 3 Plusは600Wあります。
そのため、ホットカーペット以外でも使える家電の幅が広く、冬以外にも活躍してくれます。
EcoFlow RIVER 3 Plusは以下のボタンから各サイトで購入できます。(公式サイトからの購入がおすすめ)

ちなみにEcoFlowには容量が同じくらいのポータブル電源が他に2つあります。
RIVER 3 Plusが1番コスパが良いのですが、一応、比較したい場合は「EcoFlow RIVER3Plus,RIVER3,RIVER2の比較。」という記事を参考にしてみて下さい。
ホットカーペット1畳用を2時間使う

ホットカーペット1畳用を2時間使う場合、定格出力は170W程度、容量は約567Wh必要です。
これを満たしたポータブル電源の中で1番おすすめなのは、Jackeryのポータブル電源600Plusです。
理由は、本サイトの「【ポータブル電源】容量600Wh前後のおすすめは?比較表とランキングでチェック!」という記事で、有名メーカーのポータブル電源4つを比較した中で1番コスパが良かったからです。
Jackeryポータブル電源600Plusは以下のボタンから各サイトで購入できます。(公式サイトからの購入がおすすめ)

ホットカーペット1畳用を3時間使う

ホットカーペット1畳用を3時間使う場合、定格出力は170W程度、容量は約850Wh必要です。
これを満たしたポータブル電源の中で1番おすすめなのは、EcoFlowのDELTA3です。
理由は、本サイトの「【2025年】容量1,000Wh台のポータブル電源比較表!」という記事で、有名メーカーのポータブル電源6つを比較した中で1番コスパが良かったからです。
EcoFlow DELTA3は、以下のボタンから各サイトで購入できます。(公式サイトからの購入がおすすめです)

ホットカーペット1畳用を4時間使う

ホットカーペット1畳用を4時間使う場合、定格出力は170W程度、容量は約1,133Wh必要です。
これを満たしたポータブル電源の中で1番おすすめなのは、BLUETTIのAORA 100です。
理由は、本サイトの「【2025年】容量1,000Wh台のポータブル電源比較表!」という記事で、有名メーカーのポータブル電源6つを比較した中で2番目にコスパが良かったからです。
ランキング上1番コスパが良かったのはEcoFlow DELTA3なのですが、AORA 100の方が安くて容量も多く、さらに、定格出力も高いんです。
ちなみに容量は1,152Whなので、ホットカーペット1畳用を4時間使うことができます。(1位のDELTA3は1,024Whなのでぎりぎり足りない)
BLUETTI AORA 100は以下のボタンから、各サイトで購入できます。(公式サイトからの購入がおすすめです)
ホットカーペット1畳用を8時間使う

ホットカーペット1畳用を8時間使う場合、定格出力は170W程度、容量は約2,267Wh必要です。
これを満たしたポータブル電源の中で1番おすすめなのは、YOSHINOのB3300 SSTです。
理由は、本サイトの「【ポータブル電源】容量2000Wh台の比較表。2025年版」という記事のランキングで1位を獲得しているからです。
ちなみに実質的なコスパは3位のDabbsson DBS 2100Proの方が良いのですが、容量が2,150Whなのでホットカーペット1畳用を8時間使うという条件を少しだけ満たせませんでした。
YOSHINO B3300 SSTは、以下のボタンから各サイトから購入できます。(公式サイトからの購入がおすすめ)

ホットカーペット2畳用を1時間使う

ホットカーペット2畳用を1時間使う場合、定格出力は510W程度、容量は約850Wh必要です。
これを満たしたポータブル電源の中で1番おすすめなのは、EcoFlowのDELTA3です。
理由は、本サイトの「【2025年】容量1,000Wh台のポータブル電源比較表!」という記事で、有名メーカーのポータブル電源6つを比較した中で1番コスパが良かったからです。
EcoFlow DELTA3は、以下のボタンから各サイトで購入できます。(公式サイトからの購入がおすすめです)

ホットカーペット2畳用を2時間使う

ホットカーペット2畳用を2時間使う場合、定格出力は510W程度、容量は約1,700Wh必要です。
これを満たしたポータブル電源の中で1番おすすめなのは、DabbssonのDBS 2100Proです。
理由は、本サイトの「【ポータブル電源】容量2000Wh台の比較表。2025年版」という記事で有名メーカーのポータブル電源5つを比較した中で、実質的に1番コスパが良かったからです(ランキング上は2位)。
上記の記事で比較したポータブル電源の中で1番安いのに、容量も定格出力も申し分なく、他の項目でも大差で劣っている点はありませんでした。
ちなみに価格は1位のポータブル電源の半額以下です。
Dabbsson DBS 2100Proは、以下のボタンから各サイトから購入できます。(公式サイトからの購入がおすすめ)

ホットカーペット2畳用を3時間使う

ホットカーペット2畳用を3時間使う場合、定格出力は510W程度、容量は約2,550Wh必要です。
これを満たしたポータブル電源の中で1番おすすめなのは、Jackery 3000 Newです。
理由は、本サイトの「【2025年】容量3,000Wh台のポータブル電源比較表」という記事で名メーカーのポータブル電源5つを比較した中で、1番コスパが良かったからです。
Jackery 3000 Newは、以下のボタンから各サイトで購入できます。(公式サイトからの購入がおすすめ)

ホットカーペット2畳用を4時間使う

ホットカーペット2畳用を4時間使う場合、定格出力は510W程度、容量は約3,400Wh必要です。
これを満たしたポータブル電源の中で1番おすすめなのは、Dabbsson DBS3500です。
理由は、本サイトの「【2025年】容量3,000Wh台のポータブル電源比較表」という記事で、容量3,400Wh以上のポータブル電源では1番コスパが良かったからです。
Dabbsson DBS3500は、以下のボタンから各サイトで購入できます。(公式サイトからの購入がおすすめ)

ホットカーペット3畳用を1時間使う

ホットカーペット3畳用を1時間使う場合、定格出力は730W程度、容量は約1,216Wh必要です。
これを満たしたポータブル電源の中で1番おすすめなのは、PECRON E1500LFPです。
理由は、本サイトの「【ポータブル電源】容量1,500Wh台の比較表。2025年版」という記事で、有名メーカーのポータブル電源5つを比較した中で1番コスパが良かったからです。
PECRON E1500LFPは、以下のボタンから各サイトで購入できます。(公式サイトからの購入がおすすめ)

ホットカーペット3畳用を2時間使う

ホットカーペット3畳用を1時間使う場合、定格出力は730W程度、容量は約2,433Wh必要です。
これを満たしたポータブル電源の中で1番おすすめなのは、YOSHINOのB3300 SSTです。
理由は、本サイトの「【ポータブル電源】容量2000Wh台の比較表。2025年版」という記事のランキングで1位を獲得しているからです。
ちなみに実質的なコスパは3位のDabbsson DBS 2100Proの方が良いのですが、容量が2,150Whなのでホットカーペット3畳用を1時間使うという条件を少しだけ満たせませんでした。
YOSHINO B3300 SSTは、以下のボタンから各サイトから購入できます。(公式サイトからの購入がおすすめ)

ホットカーペット3畳用を3時間使う


ホットカーペット3畳用を3時間使う場合、定格出力は730W程度、容量は約3,650Wh必要です。
容量3,650Wh以上のポータブル電源ってあまりないのですが、Jackery 5000 Plus(容量5,040Wh/定格出力6000W)や、EcoFlow DELTA Pro 3(容量4,000Wh/定格出力3,600W)なら条件を満たすことができます。
Jackery 5000 Plusは、以下のボタンから各サイトから購入できます。(公式サイトからの購入がおすすめ)

EcoFlow DELTA Pro 3は、以下のボタンから各サイトから購入できます。(公式サイトからの購入がおすすめ)


















































































