容量200~300Whのポータブル電源で、何を買おうか迷っているあなた。
比較表とランキングを参考にしてみて下さい。
容量が200~300Whのポータブル電源 では、
- Jackeryポータブル電源240New
- PowerArQmini2
- EcoFlow RIVER 2
- Enernova ETA
- ALLPOWERS R600
がオススメなので、今回は、この5つのポータブル電源を比較しランキングにしていきます。
レーダーチャートを見ると、総合的な評価がわかりやすく見れます。
比較表
名称 | Jackery ポータブル電源240 New | PowerArQmini2 | EcoFlow RIVER 2 | Enernova ETA | ALLPOWERS R600 |
画像 | |||||
価格 | ¥32,800 (公式サイト) | ¥44,000 (公式サイト) | ¥29,900 (公式サイト) | ¥29,800 (公式サイト) | ¥31,800 (公式サイト) |
容量 | 256Wh | 307wh | 256Wh | 288Wh | 299Wh |
定格出力 | 300W | 300W | 300W | 600W | 600W |
充電時間 | ACコンセント(急速モード):約1時間 シガーソケット:約5時間 ソーラーパネル100w(別売):約3.3時間 | ACコンセント:約5時間 シガーソケット: (12V車)約5.5時間 (24V車)約4.5時間 ソーラーパネル120w(別売):約4~5時間 | ACコンセント:約1時間 シガーソケット:約2.5時間 ソーラーパネル110W(別売):約3-6時間 USB-C:約5時間(type-Cコネクタとケーブルが必要) | ACコンセント:約2時間 シガーソケット:38.4W で約7.5時間 ソーラーパネル100W(別売): 約2.88時間 USB-C:約4.43時間 | ACコンセント(急速モード):約1時間 シガーソケット:約1~2時間 ソーラーパネル(220W):約1.5~2時間 |
出力 ポート数 | AC×1 シガーソケット×1 USB-A×1 USB-C×2 合計:5 | AC×2 DC/シガーソケット×1 USB-A×2 USB-C×1 ワイヤレス×1 合計:7 | AC×2 DC×1 USB-A×2 USB-C×1 合計:6 | AC×2 DC/6530×1 シガーソケット×1 USB-A×2 USB-A(急速充電)×1 USB-C×1 ワイヤレス×1 XT60×1 合計:10 | AC×2 シガーソケット×1 USB-A×2 USB-C×2 ワイヤレス×1 合計:8 |
AC出力周波数 | 50Hz/60Hz | 50Hz/60Hz | 50/60Hz | 50/60Hz | 50/60Hz |
出力波形 | 純正弦波 | 純正弦波 | 純正弦波 | 純正弦波 | 純正弦波 |
バッテリー | リン酸鉄リチウム 約4,000サイクル(残量70%) | リン酸鉄リチウム 約3,000サイクル(残量80%以上) | リン酸鉄リチウム 約3,000サイクル(残量80%以上) | リン酸鉄リチウム 約3,000サイクル(残量80%以上) | リン酸鉄リチウム 約3,500サイクル(残量80%) |
重量 | 約3.6kg | 4.7kg | 約3.5kg | 約4.3Kg | 約5.6kg |
サイズ | 約23.1 x 15.3 x 16.8 cm ≒5,938㎤ | 約25×17.5×17.7㎝ ≒7,744㎤ | 約24.5×21.5×14.5㎝ ≒7,638㎤ | 約21.8×14.5×14.9㎝ ≒4,710㎤ | 約28.5×19.5×19㎝ ≒10,559㎤ |
動作温度 | -10°C~45 °C | -10°C~45 °C | -10°C~45 °C | -20℃~65℃ | –10℃~40℃ |
保証 | 5年間(公式サイトでの購入で3年間、自動延長プランで+2年間) | 2年間(公式サイトから購入で3年間) 商品到着後30日間返品・交換保証 | 5年間 | 5年間 | 5年(公式サイトでの購入) |
その他 | ・LEDライト搭載 ・UPS搭載 ・アプリ操作可 ・パススルー充電対応 ・UN38.3認証 | ・BMS搭載 ・LEDライト搭載 ・簡易LEDランタン同梱 ・PSE認証取得 ・パススルー充電対応(推奨はしていない) | ・BMS搭載 ・EPS機能搭載 ・TÜV Rheinland安全認証取得 ・アプリ操作可 ・PSE・FCC・RoHS・TELEC認証取得 | ・BMS搭載 ・LEDライト搭載 ・PSE技術基準適合 | ・BMS搭載 ・ライト搭載 ・UPS搭載 ・アプリ操作可 ・パススルー充電対応 |
UPS(UninterruptiblePowerSupply)とは?
無停電装置。電気機器を予期せぬシャットダウンから防ぐことができ、機器の損傷やデータの消失といった事態を回避することを可能にする。(出典:https://powerbanks.work/about-ups/)
EPS(Emergency Power Supply)とは?
非常電源システム。停電した時に、30ミリ秒以下で電源をコンセントからポータブル電源に切り替えてくれる機能。
UPS、EPSの違い
簡単に言えば、UPSは短期的な電力喪失に対処し、コンピューターシステムなどの機器を保護するのに適している。EPSは建物や施設の非常用電力供給を担当し、長期間のバックアップが必要な非常時に使用される。
パススルー充電とは?
ポータブル電源本体を充電しながら、本体からその他の電化製品に給電できる機能のこと。
BMS(バッテリーマネージメントシステム)とは?
過充電や過放電の防止・温度管理・電池残量の管理・過電流を防ぐ・セル電圧の均等化といった安全制御システムのこと。
レーダーチャート
(※レーダーチャート、総合ランキングは、各項目の1位を5点、2位を4点、3位を3点、4位を2点、5位を1点としてい採点してます。)
総合ランキング
1位:Enernova ETA(53点)
1位はEnernovaのETA!
まずは、今回比較したポータブル電源の中で1番安い!
なのに定格出力が600Wと1番高く、ドライヤーだって稼働させることができます。(※消費電力600Wまで)
その上、容量が288Whもあり、1位(307wh)と大差ありません。
出力ポート数も1番多いので、同時に多くの家電を稼働させることができます。
しかも、小さいので持ち運びやすい↓
充電時間は2位なのですが、2時間で充電できるので十分ですね。
保証も5年間ついているので安心です。
Enernova ETAは以下のボタンから各サイトで購入できます。(公式サイトからの購入がおすすめ)
2位:EcoFlow RIVER2(48点)
2位はEcoFlowのRIVER2!
容量、定格出力がちょっと低いですが、その分価格は3万円を切っています(1位と100円差)。
重量が1番軽いので持ち運びが楽ですね。
充電時間も1時間なので、もし充電を忘れていた時でも、他の準備をしている間に充電できそうです。
EcoFlowのポータブル電源は、他の容量の製品も性能がめちゃくちゃ良いので、是非チェックしてみて下さい。
EcoFlow 公式サイトはこちらEcoFlow RIVER2は以下のボタンから各サイトで購入できます。(公式サイトからの購入がおすすめ)
3位:Jackeryポータブル電源240 New(45点)
3位はJackeryのポータブル電源240New。
こちらの商品はJackeryポータブル電源240のアップグレード版で、以下の点が改善されています。
- 容量:241.9Wh→256Wh
- 定格出力:200W→300W
- 充電時間:5.5時間→約1時間
- USB-Cポート:なし→2口
- バッテリー:三元系→リン酸鉄系(寿命が長くなった)
世界的にシェア数の多いJackeryですし、保証も5年ついているので安心感があります。
Jackery ポータブル電源240Newは以下のボタンから各サイトで購入できます。(公式サイトからの購入がおすすめ)
4位:ALLPOWERS R600(44点)
4位は、ALLPOWERSのR600!
容量が2位(299Wh)で1位と8Whしか差がないし、定格出力も1番高い(600W)。
価格は3位ですが、1位と2000円程度の差です。
充電時間も1時間と速く、出力ポート数も十分にあります。
重量とサイズでの減点が響き4位となりましたが、それ以外の性能は抜群です。
ALLPOWERS R600は以下のボタンから各サイトで購入できます。(公式サイトからの購入がおすすめ)
ちなみに、ALLPOWERSにはS300というR600と同じくらいの容量のポータブル電源があります。
そちらとも比較したい場合は「ALLPOWERS「R600」と「S300」の比較。」という記事を参考にしてください。
5位:PowerArQmini2(37点)
5位はPowerArQmini2。
価格が1番高いですが、その分容量も1番多いです。
定格出力が300W、充電時間が長い、保証期間が他と比べて短いところが減点となり5位となってしまいました。
見た目は圧倒的にオシャレなんですけどね。
価格が気になる場合は、公式サイトでセールをやってないかチェックしてみましょう!
PowerArQmini2は以下のボタンから各サイトで購入できます。(公式サイトからの購入がおすすめ)
各項目の見方とランキング
比較表の項目ごとに、どの製品が優れているのかを説明していきます。
各項目の見方(意味)を更に詳しく知りたい場合は、ポータブル電源の選び方!仕様(スペック)の見方がわかれば失敗しない!という記事をどうぞ。
価格
価格は安い方がいいですが、自分が望む性能を満たしているかも確認しておきましょう。
また、時期によってはセール価格でかなり安く購入できることもあるので、公式サイトをチェックしてみましょう。
安さランキング
- 1位:Enernova ETA(公式サイト¥29,800)
- 2位:EcoFlow RIVER2(公式サイト¥29,900)
- 3位:ALLPOWERS R600(公式サイト¥31,800)
- 4位:Jackeryポータブル電源240New(公式サイト¥32,800)
- 5位:PowerArQmini2(公式サイト¥44,000)
容量
容量は多い方が、たくさん充電できます。
1時間に消費できる電力のこと。
例えば100Whだと、理論上、消費電力が100Wの製品を1時間使える容量があるということです。
1時間に流せる電流のこと。
例えば100mAhだと、 理論上、 100mAの電流を1時間流せる容量があるということです。
容量ランキング
- 1位:PowerArQmini2(307wh)
- 2位:ALLPOWERS R600(299Wh)
- 3位:Enernova ETA(288Wh)
- 4位:Jackeryポータブル電源240New(256Wh)
- 4位:EcoFlow RIVER2(256Wh)
定格出力(W)
定格出力は、安定して出力できる電力のこと。
「どのくらいの消費電力の製品を使用できるか」という指標になります。
例えば、
定格出力が100Wのポータブル電源なら、使用できる製品は消費電力が100Wまでとなります。
※使いたい製品の消費電力を知りたい方は「【家電別】オススメなポータブル電源の容量と定格出力!」という記事を参考にしてみて下さい。
定格出力 ランキング
- 1位:Enernova ETA(600W)
- 1位:ALLPOWERS R600(600W)
- 3位:Jackeryポータブル電源240New(300W)
- 3位:PowerArQmini2(300W)
- 3位:EcoFlow RIVER2(300W)
充電時間
充電時間は、短い方が速く充電できます。
このランキングでは、コンセントからの充電時間をランキングにしています。
充電時間ランキング
- 1位:Jackeryポータブル電源240New(コンセント:約1時間)
- 1位:EcoFlow RIVER2(コンセント:約1時間)
- 1位:ALLPOWERS R600(コンセント:約1時間)
- 4位:Enernova ETA(コンセント:約2時間)
- 5位:PowerArQmini2(コンセント:約5時間)
出力ポート
出力ポートはたくさんあった方が、多くの家電を使用できます。
また、出力ポートの数だけでなく、種類の多いものを選ぶと色んな家電に対応できます。
出力ポート ランキング
- 1位:Enernova ETA(10口)
- 2位:ALLPOWERS R600(8口)
- 3位:RIVER2(7口)
- 4位:EcoFlow RIVER2(6口)
- 5位:Jackeryポータブル電源240New(5口)
AC出力周波数
日本の電源周波数は、東側は50Hz、西側は60Hzとなっています。
なので、その地域で買った電化製品は、この周波数にしか対応していないものもあります。
(詳しく知りたい方は、 SHARPのHP を見るとわかりやすいです。)
ポータブル電源を選ぶときも、出力周波数が自分の持っている電化製品に合っているか確認しておかないと、故障の原因になるので気をつけましょう。
※今回比較したポータブル電源は、全て50/60Hzどちらにも対応しています。
AC出力周波数 ランキング
- 1位:Jackeryポータブル電源240New(50/60Hz)
- 1位:PowerArQmini2(50/60Hz)
- 1位:EcoFlow RIVER2(50/60Hz)
- 1位:Enernova ETA(50/60Hz)
- 1位:ALLPOWERS R600(50/60Hz)
出力波形
多くの家電製品は純正弦波(=正弦波)を前提に設計されているため、ポータブル電源の出力波形も純正弦波のものを選ぶことをおすすめします。
矩形波や修正正弦波のものを使用すると、繋いだ家電が故障する可能性があるので注意しましょう。
今回比較したポータブル電源は、どれも純正弦波です。
出力波形 ランキング
- 1位:Jackeryポータブル電源240New(純正弦波)
- 1位:PowerArQmini2(純正弦波)
- 1位:EcoFlow RIVER2(純正弦波)
- 1位:Enernova ETA(純正弦波)
- 1位:ALLPOWERS R600(純正弦波)
バッテリー
ポータブル電源に使用されるバッテリーの多くは、リチウムイオンバッテリーです。
その中でも「NCA系」「マンガン系」「リン酸鉄系」「三元系」「チタン酸系」「リチウムポリマー系」といくつかの種類があり、それぞれにメリット・デメリットがあります。(詳しくはコーティングマガジンのサイトを見るとわかりやすいです。)
今回比較したポータブル電源は、全てリン酸鉄系です。
サイクル数の表記の仕方が各メーカーによって違いますが、だいたい同じくらいのサイクル数なので、今回のランキングでは全て1位としています。
充放電を繰り返すことができる回数。
サイクル数が多い程、長く使用できる。
バッテリー ランキング
- 1位:Jackeryポータブル電源240New(約4,000サイクルで残量70%)
- 1位:PowerArQmini2(約3,000サイクルで残量80%以上)
- 1位:EcoFlow RIVER2(約3,000サイクルで残量80%以上)
- 1位:Enernova ETA(約3,000サイクルで残量80%以上)
- 1位:ALLPOWERS R600(約3,000サイクルで残量80%)
重量
重量は軽い方が、持ち運びが楽です。
重量(軽さ)ランキング
- 1位:EcoFlow RIVER2(約3.5Kg)
- 2位:Jackeryポータブル電源240New(約3.6kg)
- 3位:Enernova ETA(約4.3Kg)
- 4位:PowerArQmini2(4.7kg)
- 5位:ALLPOWERS R600(5.6kg)
サイズ
サイズは、収納スペースや使用場所によって、大きいけど薄い方が良かったり、厚くても小さい方が良かったりと、人によって基準が様々です。
なのでこのページでは、縦横高さの責(=体積)の小さい順にランキングにしています。
サイズ ランキング
- 1位:Enernova ETA(約4,710㎤)
- 2位:Jackeryポータブル電源240New(約5,938㎤)
- 3位:EcoFlow RIVER2(約7,638㎤)
- 4位:PowerArQmini2(約7,744㎤)
- 5位:ALLPOWERS R600(約10,559㎤)
動作温度
動作温度は、ポータブル電源を正常に稼働できる温度のことです。
なので、ポータブル電源を寒い環境下で使いたい場合は動作温度が低いほど良く、暑い環境下で使いたい場合は動作温度が高い方が良いです。
この記事では、動作温度の範囲が広い順にランキングにしています。
動作温度 ランキング
- 1位:Enernova ETA(-20℃~65℃)
- 2位:Jackeryポータブル電源240New(-10°C~45 °C)
- 2位:PowerArQmini2(-10°C~45 °C)
- 2位:EcoFlow RIVER2(-10°C~45 °C)
- 5位:ALLPOWERS R600(–10℃~40℃)
保証期間
保証期間中は、ポータブル電源に不具合が発生した際に修理や交換が無料になったり、安く済ませることができます。
逆に保証期間が切れていると、修理や交換費を全額負担しなければいけません。
なので、保証期間は長い方が良いです。
尚、各メーカーの公式サイトや正規販売店以外での購入では保証が付かないことが多いので、しっかり確認してから購入することをおすすめします。
保証期間 ランキング
- 1位:Jackeryポータブル電源240New(5年間※公式サイトでの購入で3年間、自動延長プランで+2年間))
- 1位:EcoFlow RIVER2(5年間)
- 1位:Enernova ETA(5年間)
- 1位:ALLPOWERS R600(5年間)
- 5位:PowerArQmini2(通常2年間、公式サイトから購入で3年間)
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