【徹底比較】BLUETTI(ブルーティ)「AORA 100」「AC 180」

ポータブル電源

BLUETTI(ブルーティ)「AORA 100」「AC180」って容量も定格出力も同じなので、どちらを選べば良いか迷いますよね。

そこでこの記事では、BLUETTI(ブルーティ)「AORA 100」「AC180」を比較表にまとめ、レーダーチャートやランキングも作成していますので、ぜひ、参考にしてみて下さい。

BLUETTI「AORA 100」「AC180」の比較表

ランキング1位2位
名称AORA 100AC180
画像


公式サイト↗


公式サイト↗


価格¥109,800¥139,800AORA100が3万安い
容量1,152Wh1,152Wh同じ
定格出力1,800W1,800W同じ
充電時間ACコンセント(高速):約1時間18分
ACコンセント(標準):1時間42分
シガーソケット24V:約5.3時間
ソーラー500W:約3.4時間
BLUETTI Charger500W:約2.5時間
ACコンセント(高速):1時間18分
ACコンセント(標準):約1時間42分
シガーソケット24V:約6.3~6.8時間
ソーラー500W:約2.8~3.3時間
発電機1,440W:約1.3~1.8時間
ACコンセント:同じ
出力ポート数AC×4
シガーソケット(120W)×1
USB-A(15W)×4
USB-C(100W)×1
ワイヤレス×1

計:11ポート
ACコンセント×4
シガーソケット(120W)×1
USB-A(15W)×3
USB-C(100W)×1
ワイヤレス×1

計:10ポート
AORA100が1ポート(USB-A)多い
バッテリー種類:リン酸鉄リチウム
寿命:約3,500サイクル
種類:リン酸鉄リチウム
寿命:約3,500サイクル
同じ
バッテリー制御BMS搭載BMS搭載同じ
サイズ約34×24.7×31.7㎝
≒26,622㎤
約34×24.7×31.7㎝
≒26,622㎤
同じ
重量約16.4Kg約16.4kg同じ
ソーラー入力最大500W最大500W同じ
AC出力周波数50/60Hz50/60Hz同じ
出力波形純正弦波純正弦波同じ
動作温度-20℃~40℃-20℃~40℃同じ
保証期間5年(公式サイト)5年(公式サイト)同じ
その他・アプリ対応
・パススルー充電対応
・UPS搭載
・リフト機能で出力最大2,700W
・騒音40㏈
・アプリ対応
・パススルー充電対応
・UPS搭載
・リフト機能で出力最大2,700W
・静穏充電モード(45dB)
出典:メーカー公式サイト及び問い合わせ
パススルー充電とは?

ポータブル電源本体を充電しながら、本体からその他の電化製品に給電できる機能のこと

UPS(UninterruptiblePowerSupply)とは?

無停電装置。電気機器を予期せぬシャットダウンから防ぐことができ、機器の損傷やデータの消失といった事態を回避することを可能にする。(出典:https://powerbanks.work/about-ups/)

BMS(バッテリーマネージメントシステム)とは?

過充電や過放電の防止・温度管理・電池残量の管理・過電流を防ぐ・セル電圧の均等化といった安全制御システムのこと。

レーダーチャート

上記は、比較表を元にして作成した、

  • AORA100
  • AC180

それぞれのレーダーチャートです

※レーダーチャート、総合ランキングは、各項目の1位を2点、2位を1点として採点しています。

総合ランキング

1位:AORA 100(28点)

1位はAORA 100

AC180より劣っている項目が1つもないのに、価格が3万円も安いです。

さらに、USB-Aの出力ポートも1つ多い。

言うまでもなく、AC180を買うよりAORA100を買った方が良いですね。

BLUETTI AORA 100は以下のボタンから、各サイトで購入できます。(公式サイトからの購入がおすすめです)

2位:AC 180(26点)

2位はAC 180。

AORA100とほとんど差はないのですが、価格がAORA100より3万円も高いです。

あと、USB-Aの出力ポートも1つ少ない。

BLUETTI AC 180は以下のボタンから、各サイトで購入できます。

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各項目の見方

各項目の意味を更に詳しく知りたい場合は、ポータブル電源の選び方!仕様(スペック)の見方がわかれば失敗しない!という記事をどうぞ。

価格

価格は安い方がいいですが、自分が望む性能を満たしているかも確認しておきましょう。

安さだけで選んでしまうと、実際に購入した後に「使いたい家電が使えなかった」なんてことになってしまう恐れがあります。

自分が使いたい家電に対して、どのくらいのポータブル電源を選べば良いのかわからない場合は、「【家電別】オススメなポータブル電源の容量と定格出力!」という記事を参考にしてみて下さい。

さらに、EcoFlowは、よくセールをやっているので、価格で迷っている場合は1度公式サイトを覗いて見ましょう。

ここで紹介している価格より安く購入できる場合があります。

容量

容量は多い方が、家電を長い時間使用できたり、たくさん充電することができます。

定格出力(W)

定格出力は、安定して出力できる電力のこと。

「どのくらいの消費電力の製品を使用できるか」という指標になります。

例えば、定格出力が100Wのポータブル電源なら、理論上、使用できる製品は消費電力が100Wまでとなります。

なので、消費電力が1,200Wのドライヤーを使いたいのに、定格出力が100Wのポータブル電源を買ってもドライヤーを稼働させることはできません。

使いたい家電に見合った定格出力のポータブル電源を選びましょう。

充電時間

充電時間は短い方が、ポータブル電源を速く充電できます。

ソーラーパネルからの充電時間は天候によって異なるので、比較表に表示している時間はあくまでも目安だということをご承知下さい。

出力ポート

出力ポートはたくさんあった方が、多くの機器に給電できます。

また、出力ポートの数だけでなく、種類の多いものを選ぶと色んな機器に対応できます。

ACの出力ポートがあれば、だいたいの家電に給電できますが、一応、「自分が使いたい家電のプラグに合う出力ポートがあるか」を確認しておきましょう。

バッテリー

今回紹介しているポータブル電源のバッテリーの種類は、どれもリン酸鉄系です。

ポータブル電源のバッテリーの種類はリン酸鉄系と三元系が多いのですが、リン酸鉄系の方が安全で寿命も長いと言われています。

(リン酸鉄系も三元系もメリット・デメリットがあります。詳しくは【ポータブル電源】容量1,000Wh前後のおすすめは?比較表とランキングでチェック!という記事で解説しています。)

この記事ではサイクル数の多い順にランキングにしています。

※サイクル数:0%から100%までの充電で1サイクル。通常、サイクル数が多いほどバッテリーの寿命は長いと考えてよい。

バッテリー制御

バッテリー制御(BMS:バッテリーマネージメントシステム)とは過充電や過放電の防止・温度管理・電池残量の管理・過電流を防ぐ・セル電圧の均等化といった安全制御システムのことです。

最近はポータブル電源からの発火で火災になったという事例もみられているので、安全のためにもBMS機能が搭載されているポータブル電源を選びましょう。

今回紹介したポータブル電源は、どれもBMSを搭載しています。

サイズ

サイズは小さい方が、場所をとらないし、持ち運びもしやすいです。

この記事では、高さ・幅・奥行をかけた体積の小さい順にランキングしています。

重量

重量は軽い方が、持ち運びが楽です。

ソーラー入力

ソーラー入力はワット数が高いほど、ソーラーパネルからより多く電力を給電することができす。

要は、より速くポータブル電源を充電することができるということです。

ただ、それだけの出力があるソーラーパネルがないと意味がないので、自分が持っているソーラーパネルや、これから購入を検討しているソーラーパネルの出力がどれくらいかを確認しておくことが大事です。

AC出力周波数

SHARP HPより

日本の電源周波数は、東側は50Hz、西側は60Hzとなっています。

なので、その地域で買った電化製品は、この周波数にしか対応していない場合があります。

(詳しく知りたい方は、 SHARPのHP を見るとわかりやすいです。)

ポータブル電源を選ぶときも、出力周波数が自分の持っている電化製品に合っているか確認しておかないと、「せっかく買ったのに、自分の持っている製品が使用できなかった」ということになるので気をつけましょう。

面倒くさい人は 50/60Hzどちらにも対応しているものを選ぶといいです。

今回紹介したポータブル電源は全て、50Hzと60Hzのどちらにも対応しています

出力波形

多くの家電製品は純正弦波(=正弦波)を前提に設計されているため、ポータブル電源の出力波形も純正弦波のものを選ぶことをおすすめします。

矩形波や修正正弦波のものを使用すると、製品が故障する可能性があるので注意しましょう。

今回紹介したポータブル電源は、どれも純正弦波です。

動作温度

動作温度は、ポータブル電源を正常に稼働できる温度のことです。

なので、ポータブル電源を寒い環境下で使いたい場合は動作温度が低いほど良く、暑い環境下で使いたい場合は動作温度が高い方が良いです。

保証期間

保証期間は長い方が良いです。

ポータブル電源に不具合が生じたときに、保証がなくて修理代が高くつくのは嫌ですからね。

多くのポータブル電源は、公式ストアから買うことで保証期間を長くできる傾向にあります。

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